2021年10月19日火曜日

自主防災会・自治協議会委員による校区避難訓練

令和3年10月2日(土)いつ起きるかわからない災害に備え、校区内での避難所開設に向けた初動訓練として実施しました。 今回の訓練は、令和2年度長丘校区で作成した避難所運営マニュアルに沿って、詳細版の最終的な検討と完成版を作成する目的もあります。当日の様子をお知らせします。

<その1>9:00AM 情報伝達訓練 。総本部長より自治協委員へLINEと電話を使って以下の情報及び参集の連絡が入る。
  避難訓練『本日7:30AM、福岡市内を震源とする地震の規模M7.0,震度6弱の地震が発生しました。福岡市は8:00AM市内全域に避難勧告を発令 南区災害対策本部より長丘小学校に避難所を開設するとの通知がありました。これに伴い、長丘校区自治協委員の皆様には、9:30AMまでに参集 願います。場所は長丘小学校行程階段下です。』
<その2>9:30AM 校区避難所運営委員会メンバーが長丘小校庭階段下に集合。

<その3> 公民館・運動場Aチーム・運動場Bチーム・体育館Aチーム・体育館Bチームの5班に分かれて避難所開設の準備として、安全点検、受付設営、トイレ使用の判断、隔離用テント設営を中心に、実際に防災資器材を使って実施しました。なお各部署間の連絡はトランシーバーを使用しました。

公民館避難所受付

公民館講堂にて避難ルーム設営。 テント組み立ては試行錯誤でした。





小学校校庭の隔離用テント

    体育館受付設営準備完了。体温計、消毒液も準備しました。
ここで体育館避難者は避難者名簿に記入してもらいます。

小学校体育館内のテント設営
災害対策用プライベートテントを汗だくで設営
体育館の中に2種類のプライベートルームが立ち上がりました。
撤収作業にも時間がかかりました。

体育館下の校庭に設置されている福岡市防災倉庫には組み立て段ボール間仕切り・避難用間仕切りテント・圧縮テントなどが保管されています。


校区の防災倉庫内の備品確認
<その4>最後に、体育館に全員集合し、各部署から結果報告。トイレは排水や水の流れを確認してから使用許可を出す、簡易トイレの設置も必要、受付に登り旗があればわかりやすい等々など多くの意見がでました。経験の継承が必要ということも認識されました。
反省会の様子