2019年7月23日火曜日

環境委員会主催 リサイクル施設見学「まみずピア」

 6月は雨が降らない日が続き、ダムの貯水率が20%前後(6/26時点)となりました。福岡の水は大丈夫なのか?と過去二回(昭和53年と平成6年の渇水による)給水制限を経験した私たちは心配になりました。そのような中、環境推進委員を中心とする22名は福岡地区の渇水対策のために作られた「海の中道奈多 海水淡水化センターまみずピア」に行って来ました。まず話を聞いて驚いたことは、なんと福岡都市圏の水道水の1/3は筑後川の水だそうです。
システマティックに管理されてます

海底の取水管から、海底の砂でろ過された海水を取水

塩分を通さず水だけを透過させる逆浸透膜の説明

海水から作られた水と普通の水の飲み比べ
福岡市内には一級河川が流れておらず、筑後川からの導水などで工夫をこらしてきたそうですが人口増加などの都市化が進むなかで、海水淡水化が天候に左右されない水源として一役を担っていることが分かりました。お昼を挟んでの反省会では実際に施設を見学に行くことで、理解が深まり身近な環境について考えるきっかけとなったとの意見が出ていました。